スポンサーリンク

懐かしの特撮「マグマ大使」第1話・第2話 ゴアがとにかく怖かった

特撮

『マグマ大使』は1966年に放送された国産“初”のカラー特撮番組。『ウルトラマン』よりも早いのである。原作は手塚治虫。全52話

私は本放送時にはまだ生まれていませんが、幼い頃に再放送でよく観ていました。

 主題歌


マグマ大使 OP

「マグマ大使〜! ピロピポピー ピロピポピー ピロピポピー♪」

登場人物

マグマ大使

地球を征服しようとするゴアに対抗するためにアース様が作った金色のロケット人間。人間型とロケット型に変形する。基本身長は6mで巨大化もする。

モル

マグマの妻である銀色のロケット人間。

ガム

マグマがアース様に頼んで作ってもらったトリコロールカラー(赤白青)の子供のロケット人間。

アース様

地球と地球上の人間・動物の創造主。

村上マモル(江木俊夫)

ゴアの写真を撮ったことでマグマと出会った少年。マグマに気に入られ、マモルをモデルにしてガムが作られた。マグマ達を呼ぶことができるロケット型の笛を渡される。

村上厚(岡田真澄)

マモルのパパ。国際的に活動する「NPI通信社」の敏腕記者。

※4話までは“UPI”、5話から“NPI”に変更されている

村上友子

マモルのママ。

ゴア(大平透)

宇宙征服を企む怪物。地球を狙いコウモリ型円盤に乗ってやってきた。

※声だけでなく“中の人”も大平透が演じている。

第1話 わたしがゴアだ

ゴアの使いを名乗る怪しい男が村上家に電話をかけ「明日の朝6時に面白い物を見せてやる。特ダネだ。記事にしろ」と伝えた。翌朝、村上家の周囲は原始時代のジャングルに変貌しており、恐竜に襲われた親子の頭上にコウモリ型の謎の円盤が現れ、恐竜を一撃で倒した。

_カッコいいパパだよねー。海外作品を観てるみたいだった。

ゴアが地上に降り立ちマモルはその姿を写真に撮った。

_私は幼い頃、ギラギラ光る鬼のようなゴアが怖くて怖くて、ゴアが出てくるとテーブルの下にもぐり込み隠れて観ていた記憶があります。

「私がゴアだ。ゴアはやがて地球の帝王となるだろう」

と新聞記事にすることを要求して消え、周囲の世界も元に戻っていた。友達に話しても信じてもらえないマモルは証拠のカメラをそっと持ち出し外に出ると、家の前に金色のロケットが飛来して人型に変形した。

「私の名はマグマ。天から来た人類の味方だ」

ゴアのことを記事にすると地球が混乱するからとカメラを要求するが、マモルが断るとカメラはマグマの手に吸い寄せられた。

_マグマの顔も相当カッコいいよね!

「ありがとう。これでゴアの正体が突き止められる」

カメラを奪われたマモルはマグマの足にしがみつき、マグマはそのままロケットに変形して飛び立ってしまった。

第2話 宇宙怪獣モグネス襲来す

マグマは火山島の基地へマモルを連れてきた。そこにはマグマの妻モルとアース様がいた。フィルムを複写しカメラを返すとアース様は、ゴアは地球を狙って宇宙のどこからかやってきた恐ろしい力を持つ怪物であること、ゴアを倒す為にロケット人間のマグマとモルを作ったことをマモルに教えた。

「アース様、お願いがあります。この少年のような勇気のある良い子が欲しくなったのです」

とマグマが言うと、アース様はマモルをモデルにロケット人間の子供 ガムを作った。

マグマは友達の印としてロケット型の笛をマモルに渡した。

_このロケットペンダント、欲しかったなぁ〜。

「ひとつ吹けば息子のガム、ふたつ吹けば妻のモル、そしてみっつ吹けば私が飛んで行くからね」

マモルはガムが変形したロケットに乗って家路についた。その頃、通信社の村上記者は静岡で起こった大地震の取材のため新幹線で向かうことになったが、静岡では山肌が崩れ地中から姿を現した怪獣が暴れ出し、通りかかった新幹線が襲撃されてしまった。怪獣は、村上記者の記事が通信社の上司に信用されず、一向に騒ぎにならないことに痺れを切らしたゴアが怒って地球に派遣したものだった。

4話で1エピソード

『マグマ大使』は 4話で1エピソードという構成になっています。

村上一家とマグマの二つの家族のドラマがしっかり描かれているのです。

長くなってきたのでエピソードの後半は次回に持ち越します。

今日はここまで。

懐かしの特撮「マグマ大使」第3話・第4話 – 霧が晴れたら早歩き

タイトルとURLをコピーしました