4月から英国で放送が始まっている新作『サンダーバード』が日本でも今秋から放送されることは既に発表されていましたが、NHK総合テレビで8月29日に第1話と第2話が先行放送されることが決まりました!
英国での放送開始50周年を記念して制作された新作は、旧作の人形を使った超リアル特撮「スーパーマリオネーション」から変わって、人物とメカはCGアニメになりましたが背景の一部はミニチュアセットを使って撮影されています。
旧作のイメージが残っているのは嬉しいですね。
バージルって次男じゃなかったんだ
旧作について改めて調べていたら、次男だと思っていたバージルが三男の設定になっていました。
どうやら舞台設定が2パターン存在するらしく、元々の設定では「2065年」となっていたものが、70年代から90年代頃まで「2026年」とする設定が広まっていたようです。この別バージョン設定でバージルが次男となっていたのです。何ででしょうね。
追記:新作の年齢設定が発表されました。
スコット(23歳)
バージル(19歳)……次男になってるやん!
ゴードン(17歳)
ジョン(16歳)……ゴードンより若くなってる
アラン(14歳)
全体的に若くなってますね。
旧作『サンダーバード』のおさらい
イギリス制作の人形劇特撮。日本では1966年のNHKの放送以降、民放でも繰り返し放送されてきた。日本の特撮番組に大きな影響を与えた名作である。
オープニングテーマや冒頭のカウントダウンは今でもテレビから聞こえてきますね。
科学技術の発展の反面、大事故・大惨事の危険性をはらんだ21世紀、大富豪ジェフ・トレーシーにより密かに設立され、5人の息子達を中心とした国際救助隊による最新鋭メカの活躍を描いた物語。
トレーシー家の所有するリゾート島、トレーシー・アイランドの豪邸には国際救助隊の秘密基地が隠されている。
国際救助隊
ジェフ・トレーシー(父親/56歳)
国際救助隊隊長。アメリカ空軍から宇宙局へ転属、宇宙飛行士として月面ステーション計画に参加。
(1965年当時の設定では“初の月面着陸を果たした人物”となっていたが、1969年アポロ11号の成功により“初めて月旅行をした人物”に変更されている)
妻の事故死をきっかけに退役したあと事業家として成功し大富豪となった。
その私財を投じて国際救助隊を設立した。
スコット(長男/26歳)
高速ジェット機・サンダーバード1号のパイロット。アメリカ空軍を経て国際救助隊に参加。
1号でいち早く現場に駆けつけ救助の指揮をとる。
ジョン(次男/25歳)
宇宙ステーション・サンダーバード5号のメインオペレーター。電子工学と天文学を学ぶ。
5号に滞在し宇宙から世界各地の救助要請を受信している。
バージル(三男/24歳)
大型輸送機・サンダーバード2号のパイロット。絵画やピアノをたしなむ芸術肌。
2号のコンテナで各種救助メカを運び救助活動をする。
ゴードン(四男/22歳)
潜航艇・サンダーバード4号を操縦。オリンピックのバタフライ金メダリスト。
海洋警備の仕事をしていたが事故で重傷を負い、その後救助隊に参加。
アラン(五男/21歳)
宇宙ロケット・サンダーバード3号のパイロット。レーサー経験もある。
5号へドッキングし物資を運んだり、ジョンと交代して5号に滞在することもある。
ブレインズ(25歳)
すべての救助メカを開発した天才科学者。
ペネロープ(26歳)
由緒正しき英国貴族の子女。国際救助隊ロンドン支部のシークレットエージェント。
ピンクのロールスロイスは特殊装備満載のスーパーカー。
日本版で黒柳徹子が声を当てたことは有名。
パーカー(52歳)
ペネロープの執事兼運転手。元は世界一の金庫破り。
スコットやバージルって結構若かったんだな
もっとオッサンだと思ってた。自分が子供だったこともあるが、いま見ても貫禄あるよなぁ。でも「パパ」って言ってたしな。
新作にパパの姿が見当たらないのだけど、「はい、パパ」は聞けないのかな。