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右往左往しまくり

暮らし/その他

12月に父が骨折して入院したことはすでに記事に書いた。
かなりビックリしたが、無事手術を終え安心していた。

しかし年末が近づくにつれ以前の記憶がよみがえった。
3年前の12月に入院したときは、急に大晦日にあわただしく退院したのだ。

まさかまた年末ギリギリに追い出されるんじゃないだろうな?
とビクビクしていたが、何事もなく静かに年末年始が過ぎていった。

1月も1週間が過ぎ2週間が過ぎ、何も言ってこないのも心配になりかけた頃、やっと連絡がきて退院できた。それにしても相変わらず言葉足らずな病院だな。まあ今は忙しいんだろう。
でも良かった、これでひと安心。

 

……と思いきや。

「骨折したところを脱臼したのでまた〇〇病院に運びます。午前中に受診しないといけないのですぐに来てくださーい。」

えーーー!!!
たった3日で逆戻りかよ。マジかー。

しかしこの後、もっと衝撃の事態が待っていたのである。

 

急いで駆けつけると、ちょっと説明があるのでこちらへと言われた。
なんだか様子がおかしいな。なんかあった?

「搬送しようと思ったんですが発熱してしまっていて40度近くあるので、コロナの検査をしなくちゃいけなくなってしまって。」

は?40度? え?コロナ?
うぇええええええええーーー!!!!!

「結果が出るのに4時間くらいかかるので、一旦帰って自宅待機してください。」

え? ちょっっ待って待って。
もし陽性だったら、3日前の転院で介護タクシーに同乗した私と母は濃厚接触者?
うそーーん!

もう頭の中でいろんな思考がグルグル渦巻いて、父も心配だけれどもし母も感染してたらヤバくね?
家に居ても何も手につかず、ただただ時間が過ぎていった。

そして電話が。

「陰性でしたー。4時に病院に運ぶので直接そちらへ向かってください。」

はぁぁ、良かったーーーー!
もう何なんだよ。驚かさないでくれよー。

 

で、当初の要件の脱臼は処置してえもらえばすぐに戻れそうな口振りであった。
そういえばマンガやドラマのフィクションでは、脱臼した肩なんかを自分ではめ直している描写を見たことがあるなー。

病院へは私の方が先に着いて待っていると、介護タクシーのドライバーさんが車椅子をリクライニングさせて斜め上を向いた父を連れてきた。

12月の骨折の時は看護師さんがストレッチャーに横たわる父を連れてきてギョッとしたが、今回は付き添いも無いあたり、やはりそこまで心配しなくてもいいのかなと思った。
ドライバーさんも次の予約があるので、帰るときに電話くださいと言って名刺を置いて行ってしまったし。父も最初はしんどそうだったが、だんだん落ち着いてきて話もできた。
すぐ帰れそうだな、良かった。

 

……と思ったが!

「どうも簡単には戻せなくて、また手術して開かないとダメかなー。」

うぇえええ。帰れないの?
転院したばっかなのにまた入院の手続きしなきゃ。
あれ? 乗ってきた車椅子どうすんの?
タクシーもまだ精算してないやー。うわー!

熱もあるし入院前に内科の検査も色々やっているうちに時間外になって、人の気配がどんどん消えていく病院で私だけが右往左往しているという。

結局、数日様子見してまた手術という12月と同じことを繰り返すことになった訳だが、大事に至らずホントに良かった。また脱臼しないように今後はコルセットを作ることになるそうだ。

 

二度あることは三度ある

手術日には母も一緒に病院へ行った。
手術はまた1時間半ほどで済み、術後のレントゲンを終えた父を部屋に戻しにきた看護師さんがもう帰って良いと言うので、安堵してタクシーに乗り込んだ。

あー、やれやれ。
と思ったのも束の間、スマホに着信が。

「すみません。まだ先生の話がありました。」

 

はははは。もう笑うしかないね。
どうしちゃったのかな、この噛み合わ無さは。
ことごとく無駄足の二度手間に見舞われてしまっているのはどうしたことか。

コロナ禍でなかったら起こらなかったであろうゴタゴタもあるが、この他にも朝の退院のために前日に着替えを届けたり、病院逆戻りで夜に薬を取りに戻って翌日朝イチで届けたり、明日手術するので書類書きに来てと言われたり。この2ヶ月で連日病院に呼ばれること度々で。

このご時世、あっちの病院こっちの病院と何度も出入りするのは気疲れもハンパ無い。
病院も介護施設もてんてこ舞いだろうから仕方ないが。

 

あーあ、はやくコロナ終わってくれないかな。

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