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手術は終わりました。

暮らし/その他

父の手術が仕切り直しになり、どうなるんだろうと不安に思いながら月曜日に病院へ行きました。

「数日様子を見ましたが何も問題ないですねー。早い方がいいので明日手術しましょう。」

あ、はい。え?

「同意書を書き直して、明日来てくださいね。」

で、終わり。

あ、あれ?
すっかり拍子抜け。何だったんだろう?
下手したら死ぬかもっていう重たい覚悟の行き場は?

 

そして翌日。
30分前に来るように言われていたがお待ちくださいと言われた後、これといった対応も無く放置され。
あれ? 今日手術できるんだよね? と再び不安になりつつ待っていた。

予定時間が近づくと看護師たちがベッドの父と現れて、では手術室へ移動しましょうと言われるままに付いて行き、手前の控え室へ案内された。

そういえば何時間かかるとか聞いてなかったな?
まあ元気そうだから安心したけど、どれくらい待つのかなー。

1時間半ほど経ったころ、ガタガタと出てくる音が。
え? 終わった? もう?

「無事に終わりました。レントゲン撮ってくるので下の階で少しお待ちください。」

あ、はぁ。
局部麻酔だったので普通にしゃべれる状態だったのも拍子抜け。
過去の手術では半日以上も病院にカンヅメになった経験がある身としては、あっけ無さ過ぎで驚きである。

金属の人工関節が入ったレントゲン写真を見ながら、
「今後は体調を見ながらリハビリを進めます。」

あ、はい。よろしくお願いします。

「…………。」

…………。
え? 終わりですか?

さすがに実際の対応はもう少し会話はあったのだが、この1週間ずいぶん気をもんだ割にはあっけ無さ過ぎで、マスクの中の口はポカーンとしっぱなしである。
すっごいビビらせといて実は簡単だった?
いや、実はスゴ腕医師だった?

 

何なんだろう。
コロナ禍で忙しいからなのか?
人との接触を控えた対応をしているからなのか?
元々この病院がアッサリ対応なのか?
いままでは大人数でごった返していた大学病院を見てきたから、シンプルに見えるんだろうか。

 

介護施設は一旦退所になり、衣類や持物をすべて引き上げてきた。
1、2か月入院してリハビリするとは言っていたが、ろくに歩けやしないんだから適当なところで見切りをつけ、また施設に戻ることになるんだろう。

コロナ第3波真っただ中で入院中は面会できそうも無いし、結局お任せの丸投げだ。

 

それにしても、今年は予想外のことが起こり過ぎだなあ。
このまま何事も無く新年を迎えたいものである。

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