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とある会員証で30年という年月の無情を実感した

アニメ

早いもので今年もあと一か月を切ってしまった。

このブログは今年の初めに書き始めて、だんだん更新の間隔が空きがちだけどなんとか一年続けられそうです。

ブログのタイトルについては以前に書いたけれど、ハンドルネームについては触れていなかったのでちょっと明かしてみたい。

ブログタイトルの方を先に考えたので、後からネームに「早歩き」という前置きを付けてみた。

このブログを読んでくれている同年代の方には察しがついているかもしれないけれど、「マーグ」っていうのは35年前に大ヒットしたアニメ『六神合体ゴッドマーズ』で今や “グレーゾーンの人” となってしまった人気声優が演じていた、主人公 明神タケル(マーズ)の双子の兄マーグのことである。

当時、クラスメイトと「マーズ!」「マーグ!」と呼び合って遊んでいるうちに、それまであだ名らしいあだ名が無かったためウッカリ定着してしまったのであった。

それ以来「マーグ」とか「兄さん」「にいちゃん」と呼ばれ、その頃の仲間とは今でも半年に一度は必ず集まっているのでいまだに呼ばれ続けている。

六神合体ゴッドマーズ

1981年に始まったロボットアニメ。横山光輝の『マーズ』がベースとなっているがほとんどオリジナルといっていいほど改編されている。

ストーリー

太陽圏外への開発を目指していた地球は、宇宙征服を企てるギシン皇帝ズールの妨害にあっていた。地球防衛を任務とするクラッシャー隊の明神タケルは、ギシン星からの侵攻が引き金となり、自分が17年前ズールによって送り込まれた存在であることを知る。ガイヤーら六体のロボットを合体させ無敵のロボット・ゴッドマーズでギシン星の刺客に挑むタケル。だがそれは実の兄マーグとの悲しい戦いの始まりであった。

アニメ製作プロダクション トムス・エンタテインメント

主人公の双子の兄弟がそれはもう大人気で、マーグが死んだときには葬儀まで行なわれたほどだ。

アニメ雑誌に映画化の署名運動の企画が載って、もちろん私も参加した。10万人の署名が集まったらしい。その時にもらったフィルム型の会員証はまだ大事に持っている。

ぬぉあああああ! なんじゃこりゃー!!!

溶けてるぅぅぅ~!

フィルムは無傷なのに内側のプリント部分が融解してしまっているではないか!

なんということだ…orz

マーズとマーグが向かい合った横顔が写っていたのだが、最後に見たのはいつのことだったろう。

DVD-BOXのブックレットに資料が載ってた。

そうそう、これこれ。左上のヤツだよ。

形あるものはいつかは無くなるとは言うものの、まさかこんな風に溶けて消えるとは思いも寄らなかったよ。あんまりだ。

デジタル時代の近頃では、形の無いものが一瞬で消し飛ぶ恐怖と隣り合わせだったりするが、せめて自前の記憶媒体が消し飛ばないように…… 思い出が消えないように……

脳トレでもすっか。

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